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【長野県 尖石縄文考古館】マイクラ好きな子どもに本物を見せる旅

マイクラ好きな子に本物を見せる旅療育手帳でお出かけ

お子さんがゲームばっかりで嫌になりませんか?

我が家の長男たっくん(小3)は、暇さえあればNintendo SwitchでゲームをしているかYouTubeでゲーム実況を見ているか、たまに本を読んでいると思えば漫画という毎日であります。

今は、マインクラフト(通称マイクラ)という、仮想空間の中でものづくりや冒険が楽しめるゲームにハマっています。

少しは文化的な体験をさせようと、息子が最近読んだ本に載っていた縄文時代の遺跡や土偶が見られる考古館に遊びに行ったところ、思わぬところで喜んでくれたのでご紹介したいと思います。

りょうこ
りょうこ

マイクラ好きな子に本物を見せる旅

ありだと思います!

縄文時代の遺跡を見に行こう

一冊の漫画から縄文遺跡を見に行くことに

ゲーム・YouTube・漫画三昧の小3の息子たっくん。

漫画の名探偵コナンが好きと聞いたじいじが、一冊の本を買ってくれました。

日本史探偵コナン 一巻 縄文時代編」です。

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小学生の男の子と女の子が縄文時代にタイムトラベルして、その時代の生活を体験するという話になっているのですが、漫画仕立てでちらっとコナン君が出てくることもあり熱心に読んでいました。

よし、これだ!!

りょうこ
りょうこ

ねぇねぇたっくん、この本に載ってる土偶とか家とか、本物を見に行ってみない?

たっくん
たっくん

えぇーー。まぁ別にいいけどぉーー(しぶしぶ)

しぶしぶですが了承を得られたので本物が見られる場所を探し、長野県茅野市ちのしの【尖石縄文考古館】とがりいしじょうもんこうこかんへ家族で行ってみることになりました。5才の妹はーちゃんが使える療育手帳割引もあります。

縄文考古館って楽しいの?

縄文考古館。正直言って、地味そうですよね。子どもが楽しんでくれるのか不安はありました。

考古館の周りにポケモンGoのマイナーなジムがあったのでジムを制覇して自分のポケモンを配置したりして、興味をひきつつ…。

中に入ると薄暗く静かな館内

休みの日に行ったこともあり子連れが多いですが、騒ぐことはできない雰囲気です。

地形と遺跡の説明、考古学の研究者の生涯の展示、たくさんの縄文土器、国宝の土偶…。大人はそれなりに楽しいですが、やはり子どもにはあんまりささりません。

ガラスケースに触るたびに怒られ、はーちゃんは完全に拗ねて退屈しています。

ジグソーパズル好きな息子は、たくさんのかけらから組み立てられている土器には関心していました。

たっくん
たっくん

すごい!
こんな複雑な立体パズル、ぼくにはできそうもないや

でも、土器と土偶のオンパレードでそろそろ限界気味。

ところが、ある部屋に入るとたっくんの目が急に輝きました。いったいなんでしょう。

黒曜石に大興奮

それは、黒曜石の展示でした。

※茅野市尖石縄文考古館様から写真の掲載許可いただきました。ありがとうございます!

子どもの反応が明らかに違う!

うちの子だけでなく、つまらなそうにしていた他の小学生男子たちも、ここではテンションあがってます。

喜ぶ子ども
喜ぶ子ども

おい見ろよー!
黒曜石があるぞーーーーー!!!

黒曜石とは、マグマが地表近くで急激に冷やされるときにできる黒い天然のガラスです。

硬度があるのに一定の方向に割れやすく破片が鋭利になるため、矢尻やナイフなどに使われていた貴重な鉱石。

いくら土で出来た器や人形よりは武器のほうが面白いといっても、どうして小学生たちはこんなに喜んでいるのでしょうか。

黒曜石はマイクラのアイテム

minecraft
MINECRAFT(イメージ)

実は、黒曜石は冒頭でもお話した息子のはまっているマインクラフト(通称マイクラ)というゲームに出てくるアイテムの1つです。

マイクラ、お子さんはやってるみたいだけどなんだかよくわからないという親御さんも多いかもしれません。

パソコン、Switch、スマホ、PS4、Xboxと数多くのプラットフォームで楽しめる、世界で最も売れているゲームであり、3Dブロックで構成された仮想空間の中でものづくりや冒険が楽しめます。

ただのゲームとあなどるなかれ。細部にわたり現実世界と紐付く設定がされています。

マイクラの世界にも、マグマがあります(地下深く掘っていくと出現します)。水もあります。

マグマ溜まりに水をかけると「ジューーーー!!」という音とともに、黒曜石ができるのです。

マイクラの黒曜石

マイクラの黒曜石

出典:黒曜石 | Minecraft Wiki

黒曜石で作ったゲートを通らないと行かれない世界があるので、マイクラをプレイする子は必ず黒曜石を集めます。

そう、マイクラをプレイしている子供にとって黒曜石はとても身近なものなんです。

地下深くにあるマグマを冷やすとできる黒くて硬い石。そんな基礎知識が、マイクラをプレイしている子ども全員にあります。

喜ぶ子ども
喜ぶ子ども

オレたちの黒曜石が、今目の前に!!
お母さん、黒曜石ってね、すごく堅くてダイヤのつるはしでしか取れなくって、マグマに水をかけるとできるんだよ!!

お子さんがうんちく語りだしたら、「よく知ってるね!」と褒めてあげたいですね。

マイクラありがとう!ありがとうマインクラフト!!

実際の「モノ」を見るって大切だと思います。

マイクラ好きなお子さんにぜひ見せてあげてください。

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後日談…

相変わらずマイクラと石にハマっている息子に、最近発売された図鑑を買いました。

石の成り立ちの説明が詳しく、マイクラに出てくる石もたくさん紹介されています。本物の写真が豊富で、大人が眺めても楽しい図鑑です(特に宝石の写真は!)。

もちろん黒曜石も載っていました。本物をなかなか見に行かれないときは、図鑑で触れるのもいいですね。

たっくん
たっくん

図鑑からクイズ!

生き物から作られる宝石が3つあります。なんでしょう?
(クイズの答えはこのページのどこかにあります)

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長野県茅野市と黒曜石

今回行った考古館のある長野県茅野市ちのしやお隣の諏訪市には、たくさんの縄文人が生活していたそうです。

先日(2021年9月7日)のNHKの番組ブラタモリの「諏訪〜なぜ人々は諏訪を目指すのか?〜」でも取り上げられていました。

長野県茅野市・諏訪市のある諏訪盆地は、糸魚川-静岡構造線と中央構造線という大きな断層が交差するところにあります。そのために山々の間に大きなくぼ地ができたり、大きな湖(諏訪湖すわこ)があったり、溶岩が地表近くにあったり…とにかく地質学的に特別なところなのです(いかにもタモリさんが好きそう!)。

諏訪湖を中心に縄文時代の遺跡がたくさんあり、マグマが冷えてできる黒曜石こくようせきもたくさん取れました。

ブラタモリ情報ですが、この地方で取れる黒曜石は透明で質がよく、縄文人界隈では非常にレアもの、価値の高いものだったそうで、遠く離れた遺跡からも茅野産の黒曜石が見つかることがあるそうです。交通網の発達していない縄文時代にどうやって運んだのでしょうね!?

黒曜石が見られるのは尖石縄文考古館

茅野市尖石縄文考古館

黒曜石が展示されていたのは、茅野市ちのし尖石縄文考古館とがりいしじょうもんこうこかん

黒曜石以外の見どころもお伝えします!

見どころ1:国宝「土偶」

尖石縄文考古館とがりいしじょうもんこうこかん の最大の見どころは、国宝の土偶です。

)縄文のビーナス

縄文のビーナス
出典:茅野市尖石縄文考古館ホームページ 国宝「土偶」(縄文のビーナス)

2)仮面の女神

仮面の女神
出典: 茅野市尖石縄文考古館ホームページ 国宝「土偶」(仮面の女神)

上の2つの国宝の土偶の本物を見ることができます。30センチほどあり他の土偶に比べて大きなものです。

教科書で見た記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この2つのなにがすごいかというと、一般的に土偶は割れた状態で発見されるものがほとんどなのに、“ほぼ”完全な形で見つかったそうです。

多くの土偶は、土の重みや長い年月ではなく意図的に縄文人が割った状態で埋めているとか。

なぜ、縄文人は土偶を割って埋めたのか。そして、なぜこの2体は割られずに埋められたのか。

現代人に課せられた謎。ロマンを感じますね。

見どころ2:竪穴住居

復元された竪穴住居
復元された縄文時代の竪穴住居

尖石縄文考古館とがりいしじょうもんこうこかんのすぐ裏に、与助尾根遺跡よすけおねいせきという遺跡があり、ここでは縄文時代中期後半の竪穴住居址が28箇所発見されたそうです。

その遺跡に復元された住居が複数建設されています。

壁は分厚くて、かなりしっかりした作りです

入ってみると中は薄暗く、地面は固くてじめじめしています。虫もいます。

はーちゃんは怖くて入れませんでした。

この家に住んでいたら、兄妹げんかはさぞやかましいだろう、夜がきたらさぞ怖いだろうと想像をめぐらし、今の暮らしに感謝するのもまた一興。

少し歩くと小川が流れていたり、ベンチがあっておやつ休憩できたり、考古館にちょっぴり飽きてきた子どもと散歩するにはもってこいのところでした。

注)茅野市尖石縄文考古館と与助尾根遺跡は歩いて数分のすぐ近くですが、間の道は段差やでこぼこがあるので、ベビーカーや車いすでの行き来は難しいです。

アクセス

茅野市ちのし尖石縄文考古館とがりいしじょうもんこうこかんは、長野県の真ん中あたり。

中央高速道路の諏訪ICから約25分諏訪南ICから約35分のところにあります。

JR茅野駅からバスもありますが、本数が少ないので時刻表を調べてお出かけください。

住所:〒391-0213 長野県茅野市豊平4734-132
Tel : 0266-76-2270

広めの無料の駐車場があります。

周囲は野山と広い畑に囲まれ、山に囲まれ、ドライブするには気持ちの良いところです。少し足をのばすと湖もあります。

観覧料

観覧料:大人500円、高校生300円、小中学生200円

※療育手帳を持参すると、本人と介護者1名が無料です。入り口の受付の方に手帳を見せるとそのまま入れます。

その他

考古館自体はじっくり見ても一時間くらいでしょうか。

レプリカや絵はがきなどが売られているショップと喫茶コーナーがありましたが、残念ながら、喫茶コーナーは新型コロナ対策で閉まっていました。

またこれも新型コロナ次第ではありますが、粘土を使った体験学習(完全予約制)などもあるそうです。

子どもたちは一回ずつ入り口にある「土器ガチャ」をしてから、自動販売機のジュースで一休み。これだけでも、しっかり満足そうでした。ふたりで戦利品の土器を見せ合っていました。

たっくん
たっくん

ぼくのは弥生式土器だったよ!

はーちゃん
はーちゃん

はーちゃんはどうたく~

(どうたくってなにかしらん?)

たっくんが、体験学習の土鈴作りをやってみたいと言っているので、また訪れたいです。

催し物等、詳細は公式サイトからご確認下さい

まとめ:マイクラ好きな子を連れ出して文化体験させよう!

お子さんがマイクラ好きなら、本物を見せる旅お勧めします!

長野県茅野市の尖石縄文考古館とがりいしじょうもんこうこかんでは、黒曜石を見ることができ息子がとても喜んでくれました。

一緒に国宝の土偶や竪穴式住居も見ることができ、ゲームからリアルへ、子どもの興味が広がってくれるといいですね。

ちなみに、次は何が見たいか聞いてみたところ

たっくん
たっくん

村!!

いや、マイクラの村はちょっと無理…。

その次に見たいのは廃坑とトロッコだそうです。次の旅はそれかな!

クイズの答え:真珠しんじゅ琥珀こはく珊瑚さんご

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