マカフィーリブセーフとウイルスバスター選ぶならどっち?気になる特長を徹底比較

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ウイルスバスターvsマカフィー

国内シェアトップクラスのセキュリティソフト「ウイルスバスター」と、新規購入PCで目にすることの多い「マカフィーリブセーフ」。選ぶならどちらが良いのでしょう。

本記事ではITエンジニア歴20年以上の筆者が、ポイントを絞って2つのセキュリティソフトを比較・解説していきます。

りょうこ

結論から言うと、筆者のオススメはマルウェア検知率の高いマカフィーリブセーフです。

マカフィーリブセーフはマルウェア検知率が高く、インストール可能台数が無制限にも関わらず価格も安い点が魅力です。

一方国内シェア率がトップクラスであるウイルスバスターは、困ったときに周りに聞くことができるという便利な面があります。

ウイルスバスターマカフィーリブセーフ
1年版の価格(税込)6,050円5,980円
3年版の価格(税込)14,300円12,000円
マルウェア検知率
(AV-Comparativesより)
★★★
インストールできる台数3台同居親族なら無制限
日本国内シェア
(BCN AWARDより)
トップクラスランク外
サポートの種類 電話、メール、チャット、Web、LINE電話、チャット、遠隔サポート
オススメの人初心者
分かりやすさを求める方
周りに使っている人がいる方
所有台数が多い方
マルウェア検知率を重視する方

\知名度と使いやすさなら/

\コスパと性能で選ぶなら/

マカフィーリブセーフは定価が高額のため、本記事ではキャンペーンサイトの価格を元に作成しています。期間限定の値引きキャンペーンには対応していません。

目次

ウイルスバスターの特長3選

トレンドマイクロ ウイルスバスターの特長は以下の3つがあげられます。

  • トップクラスの国内シェア
  • 日本を狙う脅威に強み
  • サポートの種類が豊富
りょうこ

1つずつ見ていきましょう。

トップクラスの国内シェア

ウイルスバスターは2023年、日本国内のセキュリティソフト販売数でNo.1を獲得しています。

(※)全国の量販店のPOSデータを集計した「BCNランキング」セキュリティソフト部門より

集計が始まった2002年以降、23年連続で売上数1位 or 2位を獲得していますので、日本国内で使用している人が多いセキュリティソフトです。

認知度が高く使用している人が多いため、操作方法で困った場合に周りに聞いたり、インターネット上で口コミや情報を調べやすいという利点があります。

初めてセキュリティソフトを導入する方でも、安心して導入しやすいソフトウェアです。

日本を狙う脅威に強み

ウイルスバスターシリーズの開発と製品販売を行っているトレンドマイクロ株式会社は、東京に本社を置く日本のセキュリティ会社です(創業はアメリカ)。

東京本社には日本を狙う脅威情報を集めるための専門チームがあります。

インターネット上の犯罪として、有名企業になりすました偽のサイトに個人情報を入力させ、住所・電話番号・クレジットカード情報などをだまし取る「フィッシング詐欺」が有名です。

日本のユーザーを騙すには日本語のサイトになりすまし、日本語を使用して巧みに誘導する必要があります。日本人である私たちにとって、画面やメッセージを日本語訳しただけの海外向けソフトウェアよりも、日本への脅威情報に強みがあるセキュリティソフトは安心感がありますね。

りょうこ

アクセス先のサイトやパソコン内にウイルスが見つかるなどトラブルに見舞われたとき、わかりやすい日本語で情報を得られることは重要です。

サポートの種類が豊富

ウイルスバスターはマカフィーリブセーフと比較してサポートの種類が豊富です。

サポートの種類ごとの対応時間をまとめました。

サポートの種類ウイルスバスター クラウドマカフィー リブセーフ
電話365日
9:30-17:30
365日
9:00-21:00
メール(お問い合わせ)365日
24時間受付
なし
チャット365日
9:00-21:00
365日
9:00-〜21:00
Web平日
10:00-19:00
なし
LINE365日
9:30-17:30
(受付は24時間)
なし
リモートデジタルライフサポートのみあり

ウイルスバスターでは、製品に関する疑問をトレンドマイクロの担当者やユーザー同士でサポートする「質問コミュニティ」というコミュニティがWeb上にあり、そちらで質問することができます。

マカフィーでは対応していないWebやLINEでのサポートが必要な方はウイルスバスターが選択肢になります。

パソコンの実際の画面を遠隔操作で確認してもらえる「リモート」のサポートが標準適用されるのは、マカフィーリブセーフのみ

ウイルスバスターでは「+デジタルライフサポートプレミアム」版の購入が必要です。

\日本の脅威に強いセキュリティソフト/

マカフィーリブセーフの特長3選

マカフィーリブセーフの特長は以下の3つが挙げられます。

  • インストール台数無制限でコスパ最高
  • マルウェアの検出率が高い
  • リモートサポート(画面共有・遠隔操作)がある
りょうこ

こちらも1つずつ見ていきましょう。

インストール台数無制限でコスパ最高

マカフィーリブセーフは同居家族の所有するデバイス(パソコン、タブレット、スマホ)ならばインストールの台数に制限がありません

一方、ウイルスバスターのインストール上限は3台までです。

  • 家ではデスクトップだが、外出先でノートパソコンやタブレットも利用する
  • 家族全員のパソコンやタブレット、スマホを保護したい
  • 近い将来に新しいパソコンを購入する予定がある

上記のようなユーザーは、マカフィーリブセーフを1つ購入すると、すべてのデバイスを保護できるためオススメです。

定価は高額なマカフィーリブセーフですが、キャンペーンサイトで購入するとウイルスバスタークラウドよりも安価に購入できます。

ウイルスバスタークラウド
(ダウンロード版)
マカフィーリブセーフ
(キャンペーン価格)
1年版6,050円12,980円
5,980円
2年版10,780円23,480円
(キャンペーン価格無し)
3年版14,300円31,580円
12,000円
各製品の価格(税込)

マカフィーリブセーフはウイルスバスタークラウドよりも多くのデバイスにインストールできるにもかかわらず、3年版では2,300円もお得に使用できます。

りょうこ

デバイスをたくさん持っているご家庭は、コストパフォーマンス(コスパ)の高さからマカフィーリブセーフは見逃せません

\お得にマカフィーを購入するなら/

マルウェアの検出率が高い

マルウェアとは、ワーム・トロイの木馬・ウイルスのような、コンピューターや利用者に被害をもたらすことを目的とした悪意のあるソフトウェアのこと。

オーストリアの第三者機関「AV-Comparatives」のテスト結果によると、マカフィーリブセーフはウイルスバスターに比べてマルウェアの検出率が高いです。

実際のテスト結果は以下のとおり。

どちらも英語の商品名になっていますが、ウイルスバスターとマカフィーリブセーフと同等のソフトウェアです。

Trend Micro
Internet Security 17.7
McAfee
Total Protection 26.5
OFFLINE
Detection Rate
(オフラインの検知率)
60.9%89.6%
ONLINE
Detection Rate
(オンラインの検知率)
91.8%99.7%
ONLINE Protection Rate
(オンラインの保護率)
97.19%99.99%
False Alarms
(誤検知数)
109
Award levelsTESTEDADVANCED+ ★★★
Malware Protection Testの2023年3月の結果より

すべての項目でマカフィーが優位な結果になっています。

2023年3月のMalware Protection TestのAwared levelは、マカフィーは最高値の星3つ(★★★)

一方ウイルスバスターは無星です。

セキュリティソフトのメイン機能であるマルウェア検出では、マカフィーに軍配があがります

リモートサポートがある

ウイルスバスターのほうにも書きましたが、パソコンの実際の画面を遠隔操作で確認してもらえる「リモートサポート」が受けられるのは、マカフィーリブセーフのみ

マカフィーの公式サポートページによると、マカフィーの個人向け製品のサポート担当者から暗証番号を発行してもらい、提供されたプログラムを実行することでリモートサポートが実行できます。

参考:マカフィーサポート リモートサポート(画面共有または遠隔操作)の開始手順について

電話やチャットでの指示で操作をしたり、画面の状態を説明するのは慣れないと難しいもの。

りょうこ

画面を直接見てもらうことで、解決までの道のりがぐっと短縮します。

マカフィーリブセーフはコスパ最強で使いやすいセキュリティソフトです。マカフィーリブセーフについてもっと詳しく知りたい方は、次の記事を参考にしてください。

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ウイルスバスターとマカフィーリブセーフの機能比較

ウイルスバスターとマカフィーリブセーフ、どちらを選ぶかは重視するポイントによって異なります。

ウイルス対策ソフトの必要性が高いWindows用の機能を比較しました。

スクロールできます
ウイルスバスタークラウドマカフィーリブセーフ
1年版の価格(税込)6,050円5,980円
(キャンペーンサイト)
3年版の価格(税込)14,300円12,000円
(キャンペーンサイト)
返金保証なし
(30日間無料体験版あり)
30日間返金保証
インストール可能台数3台まで同居親族なら無制限
ファイアウォールなしあり
マルウェア検知率TESTADVANCED+
★★★
パスワード管理5個まで15個まで
ネットバンクの保護あり無料で機能追加可能
個人情報の管理別途購入が必要あり
VPNできないできる(条件あり)
サポートの種類電話、メール、チャット、Web、LINE電話、チャット、リモート
リモートサポート別途購入が必要あり
データ完全消去機能ありあり
通知の量少ない多い
オススメの人初心者
分かりやすさを求める方
周りに使っている人がいる方
所有台数が多い方
マルウェア検知率を重視する方
購入はこちら購入はこちら
マカフィーリブセーフとウイルスバスターの比較

セキュリティソフト購入にあたり気になるお値段は、マカフィーリブセーフの勝利です。定価は高額ですが、キャンペーンサイトを使用することで価格が劇的に抑えられます。

ファイアーウォールやVPN機能といったネットワーク上の脅威を防いでくれる機能は、マカフィーリブセーフのほうが強いです。ウイルスバスターにはこれらの機能がないため、不正アクセスへの不安が拭えません。

サポートの種類はウイルスバスターが 豊富なのですが、マカフィーリブセーフは遠隔操作によるリモートサポートが可能です。どうしても操作方法がわからないときも、公式サポーターに依頼すれば遠隔操作してもらえるので安心できます。

マカフィーリブセーフのほうが通知は多く、うっとうしく感じるかもしれません。画面はウイルスバスターのほうがわかりやすく、パソコン操作があまり得意でない方々にも好まれています。

まとめ:機能とコスパのマカフィー・知名度のウイルスバスター

ウイルスバスターとマカフィーリブセーフ、どちらを選ぶのが適切なのかは求める機能によって異なります。

りょうこ

次の2つの理由からマカフィーリブセーフをオススメします

  • セキュリティソフトの一番重要な機能である「マルウェアの検出率」が高い
  • 価格が安い上にインストール台数無制限

マカフィーリブセーフはトータルで考えてコスパが良いセキュリティソフトと言えます。

一方で、ウイルスバスターは日本で圧倒的な知名度とシェアを持つセキュリティソフトです。みんなが使う有名どころのソフトウェアを使用したい方には選択肢になるでしょう。

セキュリティソフトは価格だけでなく、自分のPC上でストレスなく動作するかどうか、困ったときにサポートや回りの人に聞きやすいかどうか、必要な機能が搭載されているかどうかなど複数の点からから見極めることが大切です。

セキュリティソフトをしっかり導入して、安全で快適なネットライフを堪能しましょう。

\知名度と使いやすさなら/

\機能とコスパで選ぶなら/

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